ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく 堀江貴文

ページ数 230ベージ程

読書時間 3、4時間

ジャンル 自伝、自己啓発

 

第0章

堀江貴文氏は証券取引法に違反した疑いがあるとして逮捕され、2年間刑務所で過ごした。

その獄中で彼は働きたいと強く願ってたという。その理由としては働くことによって誰かとつながり、社会とつながることができるからである。ここで彼はこのゼロの状態からイチを積み上げることを決意したのである。

 

第1章

堀江氏が年少期から東大に入るまでどのような人生を辿ったのかについて書かれている。中学生の頃に堀江氏はコンピューターにどハマりした。このことが将来ライブドア社を作るあるいは日本のIT革命が進むきっかけとなったのは間違いない。

 

第2章

ある事柄が成功するか否かはその人に自信があるかどうかだ。その自信を身につけるためには経験が必要となる。そして経験というのは経過した自分ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく。また、なにもしなければ一生変わらないので、目の前に流れてきたチャンスに躊躇なく飛び込むことができるかが一番大事である。

 

第3章

多くのビジネスマンは働く時間をお金に変えている。そうではなく、お金をもらうから稼ぐ仕事に変えるという意識が大切である。またできない理由を探すのではなく、できる理由を探すべきだ。受動的に動くのではなく主体的に、自分がやりたいことは全部やるべきである。

 

第4章

悩むと考えるという行為には決定的な違いがある。悩むという行為は物事をより複雑にしていく行為に対し、考えるということは物事をシンプルにする行為である。迷いを捨てて働くためにシンプルに決断することが必要である。

成長のサイクルとは挑戦→努力→成功である。ここで挑戦と成功をつなぐ架け橋となるものは努力しかない。成功するためには全力で走り続けるのみである。

 

第5章

過去を振り返っても事態は変わらず、未来に怯えても先に進めない。なのでいまを全力で生きるしかない。

 

まとめ、感想

獄中に入って全てを失った堀江さんだからこそかける内容でした。獄中だとやりたくてもできないのに対し、今の自分はやろうと思えばなんでもできる立場であります。なのでやるかやらないかではなく、やらないよりやって後悔という精神を持ち続けたいと思います。